趣味と日常と妄想のごった煮。 ネタバレしてるので要注意。
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ゆっくりゆっくり楽しんでいた『晴子情歌』 とうとう読み終わってしまいました。 読んでいる最中はあーのこーの言ってたのに、読み終わった途端言葉を失ってしまいました。 これは軽く感想を述べたり出来るような代物ではない。 私にはそんな語彙力ない。
高村先生が、もう今までのようなもの(エンターテイメントというか、ハードボイルド?)は書かない。と断言されて、それまでの多くのファンはガッカリした訳だけれども、みんながみんなそうだった訳ではないし、私も先生について行きます。
高村先生が、もう今までのようなもの(エンターテイメントというか、ハードボイルド?)は書かない。と断言されて、それまでの多くのファンはガッカリした訳だけれども、みんながみんなそうだった訳ではないし、私も先生について行きます。
「私は一人で生まれてきたのだから、また一人で子どもを産むんぢやないと思つた」と東大理学部を出ながら漁船員になってしまった息子に、過去を振り返って手紙を書いてくる母。
「これを読んで思うところがあるかどうか知りませんが、考えごとをしていて海に落ちて死ぬなら、死になさい。 …(中略)… 貴方という人はせっかく外の世界で自由に生きていながら、どこまで福澤の男に似たら気がすむのだろう!」と、自分勝手な弟に手紙を寄越す腹違いの姉。
これらに対して、最後「俺はひとりだ。母もひとりだ。――――お母さん」と慟哭するしかない息子。
次作の『新リア王』は、このあと出家した息子と、政治家の実父の対話が延々と……?
ひゃあぁぁ
「これを読んで思うところがあるかどうか知りませんが、考えごとをしていて海に落ちて死ぬなら、死になさい。 …(中略)… 貴方という人はせっかく外の世界で自由に生きていながら、どこまで福澤の男に似たら気がすむのだろう!」と、自分勝手な弟に手紙を寄越す腹違いの姉。
これらに対して、最後「俺はひとりだ。母もひとりだ。――――お母さん」と慟哭するしかない息子。
次作の『新リア王』は、このあと出家した息子と、政治家の実父の対話が延々と……?
ひゃあぁぁ
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