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趣味と日常と妄想のごった煮。 ネタバレしてるので要注意。
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何か書けるかなーって思って、うーんうーんと頑張ってみたけれども1行も書けなかった。 そういう日もあるさ、10日のうち9日くらいは!



『晴子情歌』は、本日上巻を読み終わりまして下巻に入りました。 晴子さんの初恋と初デートがあまりに美しく、そして初々しく、涙出ました。

晴子さんは東京の本郷で生まれ育ったお嬢さんですが、母を亡くして父の生家(青森の農家)へ行き、1年後に父と共に北海道の漁師町へ引っ越して鰊の漁場で賄い婦として働き始めたのが15、6歳の頃。 初恋は漁師さんです。 ここまでが上巻。 上巻の最後で父も亡くしてしまうのですが、下巻はそんな晴子さんが弟と妹を親戚に預け、青森が地盤の国会議員宅へ奉公に上がる事になります。 今日はここまで読んだ。 まだ途中だけど、あんまり感激したので叫びます。 はるこさーんっっ

晴子さんは運命に翻弄されて苦難の道を歩いている筈なのに、どんな時も物事全てを美しいものとして捉えてしまう人で、それがもう堪らないくらい愛しい! 文学少女タイプでありながら、冷静かつ客観的な思考回路も持ってる辺り只者じゃないよ~ 
旧仮名使いの手紙文も全然苦にならないのは、彼女の語り口(つまりは作者の筆力)の賜物かと!! そう、ここで私が平気でストーリーをぶっちゃけてしまっても、なんの問題もないと思います。 この本は、この素晴らしい文章に直に触れる事こそが喜びだもの。



と、熱く語ってしまいましたが、『晴子情歌』と併読していた大崎善生の『アジアンタムブルー』も昨日読了しました。 晴子さんとは全然違う小説ですが、これも結構泣けた。

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