様々なジャンルに手を出す理由、みたいな？

某方から嬉しいコメントを頂いたので、本日はそれに関連して少々……

皆様ご存知のように、ウチは最初「星史郎×昴流オンリー」でした。　ですが、ある日突然フラフラっと「祈津×智秋」を裏ページ（当時は全ページＲ15ではなく全年齢＋裏の形態でした）で始め、気が付いたら参雷図アニメにも嵌まって別館を作り、現在に至ります。
不器用な私に複数ジャンルが書き分けられる訳ないじゃん！と思ったからこそ、１番好きだった星×昴オンリーで始めたんですよね。　でもこうして複数ジャンルを書いてみると、不器用だからこそ私（あくまでも私個人の話です）は色々なキャラクターを書く方が良い気がします。
なにしろパラレルとかすっごく苦手なんですよ。　原作から掛け離れたシチュエーションとか全然思いつかないのね。　めちゃくちゃ頑張って智秋に女装させたり、祈津をちっちゃくした事もありますけど、アレって基本的にはキャラを全然いじっていなくて、取り巻く環境設定等もそのまんまでした。
女体化やカプの年齢入れ替えなんて絶対に書けないし、かと言って普通っぽいシチュの引き出しが多い訳でもないので、幾つかＳＳを書いただけでネタが尽きてしまうんですよねー
あと神の視点では書けなくて、一人称か誰かの視点よりの三人称がやっとなのも問題の一因です。　キャラに感情移入、あるいは共感できないと書けないので、結果ベタベタのものばっかりになってしまう。

ですが自分としては、もっと他にも書きたい物とか別の形で表現出来たらいいな、と思うものもある訳です。　そうした時、いっそ取り扱うキャラ自体を変えてしまった方が新しい物が書きやすいんです。　ほら、住んでいる場所とか職業が変われば、物の考え方も変わる訳ですし！　すると自然に文体もそれに合わせた感じにしようと無い頭を捻る事になって、それが書く楽しみに繋がったりもします。

皆様から見れば代わり映えしないかもしれませんが、星×昴ばかり書いていた所から祈×智を始める時、随分文体を変えたつもりなのですよー　（笑わないで下さいな。本当なんですからぁ～）
他にも例をあげると、『ギアス』の２つのＳＳは「姫×騎士」と「研究者の２人」なので、同じジャンルでも雰囲気は違うものにしたつもり。
そして『ギアス』と同じく『００』もアニメの二次ですが、こちらは地上だけの『ギアス』とは違ってキャラクターが宇宙空間に出て行くので、無重力とか低重力をどう書けばいいのか一生懸命考えたり（考えてあの程度なんですけどね）。

ぶっちゃけ、星×昴しか書いていないと「初めて宇宙から地球を眺めたのは、家族で行った最後の旅行だった。（これは『００』のＳＳの書き出しですが///）」みたいな文は逆立ちしても出て来ないでしょう？　でも私はこんなのも書いてみたいんです～
という具合でして、たぶん絵描きさんが色々な構図にチャレンジしたり、それまでとは違った新しい線を引こうとしたり、或いは色鉛筆ばかり使ってたけど水彩もやってみたいな、とか、そんな感じで他ジャンルに手を出しているのです。

う～ん……　まぁ、そんな感じだと思って下さい。　って、どんな感じなのかイマイチ自分でも謎ですが（笑）　そして結局、自己満足と自己嫌悪の狭間に落ち込むんですねー