蒼いエーテル

「さぁ、僕のターンだ」
大統領暗殺に成功し、臨時大統領に就任したキノコに死亡フラグが突き立った瞬間です！

それにしても嬉しそうだなー　　小悪党ぶりに磨きが掛かって .｡.:*･゜キラッ☆ﾟ･*:.｡.と眩しいくらいだぞ（笑）
そんな有頂天キノコの元にルカの立てた作戦が届きます。
アイランド３にバジュラを集め、それをパージした後に、ルカの実家ＬＡＩが開発したフォールド爆弾‘リトルガール’で消滅させるというもの。
要するにランカを囮に使うつもりな訳ですな。

当然これにはアルトが猛反発しますが、ルカは
「ミシェル先輩は死んだんですよ！」　と……　それは言ってくれるな、ルカ。（涙）
でも確かにこれは、人間とバジュラの生存をかけた闘いなんですよね。　クランだってミシェルの名を叫びながら戦い続けているんです。　いますぐにバジュラを抑えられなければフロンティアは全滅してしまうんです。

そして躊躇っていたランカもこの作戦に同意。→アルトは必ずおまえを守り抜くと約束して出撃。
しかしここで、たったひとり残されたランカの元にブレラがやって来て
「歌いたくなければ歌わなくていいんだぞ」なんて優しい言葉を掛けちゃうんだな。
「ひどいよ、ブレラさん…どうしてそんなこと言うの？」
「歌はお前の心だ、それはお前だけのものだから…」
主人公よりずっと女心の判る対抗馬（？）ブレラは、ランカの気持ちを分かった上で優しい言葉をかけてくれる！
でもランカは
「伝えたかった、たったひとりの人。　その人には届かなかった歌だけど……　これがそのたった一人の望みだから｣と、歌い始める。
やっぱり『アイモ』はバトルアレンジよりもこっちの方が好きだなー　
今度は歌に気持ちが乗っていたせいか、バジュラへの効果は絶大。
作戦は大成功を収めたものの、またランカのお腹が光を放って痛み出すという、一体ランカとバジュラはどんな繋がり方をしているのか？？？
一方グレイスは
「見事だ、リトルクイーン。　11年前とは、違う」と呟くんですが、11年前に何があったのか気になるわー　


今回の戦いで亡くなった人達の追悼式が行われる事に。
自身の言葉に酔いつつ追悼の言葉を述べるキノコがイイｖ
「傷は……　あまりにも傷は、深い。　今はただ祈りましょう。失われた命の為に」
そうして傍らにいるランカに追悼の歌を歌うよう促しますが、
「ごめんなさい、もう歌えません」と拒否られちゃいま（ｒｙ

公園の奥で　「もう嫌だよ、どうして私なの？　どうして私の歌はバジュラに――｣と泣くランカの元に、大きく育った愛ｋｕｎ登場。
でかい！　オマケにピカーッと光りながら脱皮しましたっっ
何故、脱皮時に光るのか謎です（笑）　別に光る必要はないと思うんですがー……


深夜、アルトの携帯にランカからお呼び出し。
公園に走るアルト。　こういう姿は男の子だよねｖ　腕の振り方とか！（どこを見てる？）
ランカは、追悼式典で歌わなかった事や呼び出した理由には言葉を濁し、アルトに紙飛行機の折り方を教えて欲しいと言います。
これはもう誰が見ても何か隠してる感じ。　それもよくない事を……
「ねえ、聞いてもいい？　どうしてアルトくんは空を飛ぼうと思ったの？｣
「それは……　俺のお袋は体が弱くていつも空ばかり見てる人だった。　俺も一緒に見てて、そんな時お袋が言ったんだ。　本物の空が見たいって」
ママっ子だなぁアルト！

折りあがった紙飛行機をランカが飛ばすと――　いつの間にかバジュラが空に！！
銃を向けるアルトにランカは
「やめて、アルトくん！」
よく見ると、そのバジュラは紙飛行機を潰さないようにそっと持ってるんだよね。　……え？　愛ｋｕｎ？　脱皮した愛ｋｕｎなのっ！？
「何で止める！？　そいつはバジュラなんだぞ！　ミシェルを殺した！！」
そうだよね、どっからどう見てもバジュラだよね。　愛ｋｕｎは丁度ミシェルを殺したサイズに育ってる。
「でも、この子じゃないよ。　この子はまだ脱皮したばかりで何も悪いことしてないじゃない！　なのに殺すの！？」
「バジュラがいる限り空は戦場になる。　俺達が生き残るにはこいつらを殺すしかないんだ！！」
ランカの言うことも分かるけど、アルトの言い分の方が普通です。

アルト、発砲――　が、これをストーキング中のブレラが阻止。　簡単にふっ飛ばされる主役（爆）
「ランカ、望みを言え。　お前の望みを俺が叶えてやる」
相変わらずカッコイイな、ハーモニカ王子ブレラ様。
「せめて、この子だけでも仲間の元に返してあげたいの」
……え？
「本当はね、アルトくんと行きたかった……　ずっと一緒にいたかったよ！！」
「ランカ」
「アルトくん、さよなら……　　大好きでした」

呆然とする視聴者と主役のアルトを置き去りにし、ランカはブレラと愛ｋｕｎと共に旅立ってしまいました。
-　ＥＮＤ　-

……あれ？？？　……え？　
あっ、ちょっと待って！！　　「行くな、ランカァ――ッ！！」（ｂｙ視聴者＆主役）





でもまぁ、予想どおりの展開でもある訳で……
このランカの行動が、「裏切りｏｒ離反」と雑誌か何かに出たのかなー？
私はそうは感じなかったんだけどなー
まぁ、バジュラの味方をする訳だから裏切りと言えばそうなんだけど。
どっちかって言うと　ランカ＝あんた何処のナウシカ？！（笑）　みたいな方が強いです。

ランカは、アルトとシェリルが恋人同士だと誤解しちゃってたじゃない？
だからこの時、アルトを呼び出したのは「さよなら、大好きでした」を言うのが目的だったと思うのね。
だって「本当はね、アルトくんと行きたかった……　ずっと一緒にいたかったよ！！」って、ほら、初めから諦めてる。
そう言って　「いや、俺もおまえの傍にいたい」とアルトに応えて貰いたかったっていうのもあるだろうけどね。　でもそれは無理だって分かっていた筈だよね。


最後の歌、『蒼のエーテル』とランカのラストカットが凄く綺麗で良かったですね。
来週は『ノーザン･クロス』！　シェリルのターンかな？！　どきどきっっ



さて、今週のミシェル
・美星学園のミシェルの机の上に白い花が飾られてた。
・ミシェルのヘルメットの内側にクランの写真が貼ってあって、それを抱いて泣くクランが可哀相すぎていたたまれなかった。
――本人、回想シーンすらありませんっっっ　｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ ひどいわ。